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連載5
弁護士が傷ついたギレーヌの
顔を示す写真を公開
BBC 2021年4月30日
Ghislaine Maxwell: Lawyers release photo
that shows bruised face

BBC April 30, 2021
By LARRY NEUMEISTER AP 真はAFPBB

翻訳:池田こみち(環境総合研究所顧問)

 独立系メディア E-wave Tokyo 2021年8月1日
 

ギレーヌ・マクスウェルの弁護士は、彼女が裁判を待つ間、刑務所での彼女の状
態について繰り返し苦情を言ってきた。Source:Reuter

本文

 英国の社交界で活躍するギスレーヌ・マックスウェルの弁護士は、左目の下にあざがあるように見える彼女の顔写真を公開した。

 看守は15分ごとに彼女の状態をチェックしに来るとのことで、彼女は弁護士に、この痣は光から目を遮ったためではないかと話している。

 マクスウェル氏は、有罪判決を受けた小児性愛者ジェフリー・エプスタイン氏が少女を勧誘し、性的虐待を行うのを手助けしたとして告発されている。

 マックスウェル氏は、自分に対するすべての容疑を否定している。

 マクスウェル氏の弁護士は、刑務所内での彼女の状況について繰り返し訴えており、何度も保釈申請を行っているが、これまでのところすべて却下されている。

 この59歳の女性は、昨年の夏からニューヨークの刑務所に収監され、7月12日の裁判を待っている。その間に公開された彼女の写真はこれが初めてだ。

 注)前後しているが公判日程は大幅に延期され2021年11月
  となっている。


 また、4月には逮捕後初めて裁判所に出廷している。

 マクスウェル氏の弁護士であるボビー・スターンハイム氏は、木曜日にアリソン・ネイサン判事に手紙でこの写真を送った。

 それによると、警備員が彼女にあざのことを問い詰め、もし彼女がどのようにあざを受けたかを言わなければ、彼女を特別な収容施設に入れると言ったとのことだ。

 「マクスウェルさんは、医療スタッフや心理スタッフが報告したアザの原因がわからないと言っているが、報復や懲罰、懲罰的な雑用を恐れて、看守に情報を報告するのをますます嫌がるようになった」と、スターンハイム氏は報告している。

 木曜日にネイサン判事は、警備員がマクスウェルさんに「夜間監視」を行っているかどうか、またその理由はなにか、必要に応じて彼女に目隠しをしてもらえるかどうかについて説明を求めた。

BBC のスクリーンショット
 エプスタインの被害者とされる人々の弁護士は、ギスレイン・マックスウェルの保釈請求は「認められるべきではない」と主張している。 略

<本文つづき>

 2019年8月、エプスタイン氏は性売買容疑での裁判を待つ間に獄中で自殺した。

 メディア界の大物ロバート・マクスウェル氏の娘であるギレーヌ・マクスウェル女史は、1990年代に金融業者のエプスタイン氏と交際していた。マックスウェル氏は、ビル・クリントン氏や英国王室のアンドリュー王子など、富裕層や有力者にエプスタイン氏を紹介したとされている。

 エプスタインは、未成年者の性売買、性売買の共謀など6つの罪に問われている。また、2016年に行われた偽証の疑いに関する2つの罪にも直面している。

 3月に提起された2つの新たな容疑は、ギレーヌ・マクスウェル女史が2001年から2004年にかけて、エプスタインに性的なマッサージを提供するよう14歳の少女を勧誘したという疑惑に関するものである。その少女は、見返りに数百ドルの現金を受け取り、他の若い女性を勧誘するように勧められていたとのことだ。


その6につづく